「恋空」の映画を観て、「君空」を読んできた中で、それぞれの「恋空」があるのだと思いました。
美嘉から見た「恋空」と、ヒロから見た「恋空」は、同じものでもあり、全く違うものでもあります。
それぞれが描く「恋空」は、やはり切ないものなのだろうと思います。
ノゾムから見た「恋空」、優から見た「恋空」もあったことでしょう。
ドラマの「恋空」は、これもまた同じであり、全く違うものになるのでしょう。
そして、私は「恋空」の小説は読んでいませんが、映画と小説にもそれぞれの「恋空」が描かれていたのでしょう。
ヒロ役は春馬くんとはまるで印象が違いますね。
ドラマでの美嘉役、ヒロ役も決まり、イメージを一新するとのことでしたが、美嘉役ではガッキーと印象が被っていないとは言い切れません。
ドラマの「恋空」はどうなることでしょう。
映画でもなく、小説でもない、納得のいくドラマの「恋空」を見せていただきたい。
とても注目を浴びています。
美嘉とヒロの大切な「恋空」だけど、この二人だけの「恋空」ではなく、登場人物それぞれが数々の出来事があった時に、何を思い、何を考え、何をしていたのか、細かく見せてもらいたいです。
そして、これから大人になっていく少年少女達にとって、人を愛することの大切さや、辛いことに立ち向かっていく勇気を与えてくれるドラマになったら素晴らしいと思います。
私はきっと「恋空」の小説は読まないでしょう。
しかし、やはり「恋空」のドラマには期待したいと思います。
「君空」を読んでみて、「恋空」について勘違いをしていた部分も多々ありました。
「恋空」の映画を観ただけでは、美嘉は強い子なのだと思っていました。
映画では美嘉の弱い部分はあまり出ていなかったと思います。
しかし、ヒロから見た美嘉は寂しがりやで弱い子で、ヒロが守ってあげたくなる子でした。
そして、子供だった二人の考え方もだんだん大人になっていく様子もわかりました。
「君空」を読んでいくと、美嘉がだんだん強い子になっていくのがわかりました。
それは、年齢での考え方でもあり、数々の悲劇を乗り越えた二人でもあるからだと思います。
美嘉とヒロは出逢って良かったのか?
この二人は逢うべくして出逢ったのでしょう。
幾度となく、そう思いました。
この二人には世界でたった一人の運命の相手であったでしょう。
きっと美嘉はヒロに、ヒロは美嘉に出逢うために生まれてきたと思ったのではないでしょうか。
いったいどれだけの悲劇が起きたことでしょう。
しかし、二人が出逢ったことによって起こった悲劇の数々。
この二人が出逢わなければ、あの時美嘉がPHSを忘れなければ起きなかった悲劇がありすぎました。
でも、それはやはりこの二人の運命だったのですね。
それを携帯小説にして、書籍化して、映画化して、ドラマ化して。
この二人に与えられた試練だったのでしょう。
そこにもきっと大きな意味があるはずです。
美嘉だけでなく、ヒロが伝えたかったこと、「恋空」のドラマでしっかり視聴者に伝わることを願います。
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